
おはようございます。今朝は曇っていて、すっきりしない天気ですね。昨夜の雨の後から気温が一気に下がり、涼しくなりましたね。気温差で体調を崩さないようにお気を付けください。さて本日院長は会議と出張のため、10:30までの診療となっております。医院は通常通り診療しております。
今日は何の日?
今日は”苗字の日”です。なぜ今日が「苗字の日」なのかというと、1870年9月19日に戸籍整理のため、太政官布告により平民も苗字を名乗ることが許されたことが由来となっています。しかし、それまでは名前しかないのが普通だったため、苗字を名乗っても良いと言われても当時の日本人にはあまりピンときませんでした。現在でも急に明日からミドルネームを名乗れといわれても困惑してしまいますよね。更に、日本では明治政府があまり信用されていなかったため、苗字を名乗ることによって新たに税金が課せられるのではないかと警戒する国民が多かったそうです。そもそも国民にとっては苗字を名乗ったところであまりメリットがないですし、無理に苗字を名乗ろうとする人がそんなにいなかったのです。このように日本政府としては戸籍整理を進めたいのにも関わらずなかなか苗字を名乗ろうとしなかったことから、1875年2月13日に全ての国民が姓を名乗ることが義務付けられることとなりました。これが明治政府による「平民苗字必称義務命令」というものになります。これ以降は義務化したことから苗字を名乗る人がだんだんと増えていき、現在のように日本国民全員が苗字を持っているのが当たり前な時代となっていきました。それまでは貴族や武士しか名乗れなかった苗字がだんだんと増えていくのは当時の日本国民にとってはとても不思議だったのではないでしょうか。
(出典、参考:雑学.com)